日進女学院にこの春入学した千春はキャリアウーマンに憧れて、この学校にすすんだ
多くキャリアウーマンが所属した部活動と聞いて
千春もまた修道部の体験入部に行ってみた
最初 部の名称から 茶道とかお稽古事や作法の練習でもやるのかと思っていた千春だったが、その予想は大きくくつがえされた
先輩たちが部室に入ってきて
着替えたら
生まれたままの裸の姿で出てきて
思い思いに準備運動を始め
そして武道場の至る所で
取っ組み合いをはじめていったり
真っ裸で綱上りやバーベルなど筋トレに精を出す先輩もいる
そんな衝撃の中終えた体験入部初日だったが
千春はなにか不思議な好奇心のような気持ちに従い、二日目も参加してみることにした
二日目は前日60人ほどいた1年生が、衝撃的な活動風景にどうようしてか20人ほどにまで減っていた
二日目は千春たち体験入部の1年生もはだかになることを求められた
1年生たちはまだ自分のかごがないので用意された段ボールばこに衣服を入れ
恥じらいながらも生まれたままの姿になった
このあと1年生みんなで体操をした
最初は恥ずかしがってた千春たちも
慣れてきて徐々にはだかの解放感を感じ始めていた
そして案内担当の先輩が
大きな箱と紙を持ってきた
「これから1年生の大会種目 お相撲を体験してもらいます
今から一列に並んで渡す紙に名前を書いてください」
千春は
全員なにも身に着けずに裸という特殊な光景に
高揚感と違和感を覚えつつも
なんだか不思議な高揚感を感じながら同級生の列に並んだ
千春は自信を持ってた胸の大きさを見比べたり
いろんな体系のこがいるなと感じながら
あたりを見回しながら列に並んだ
見回してると
白人特有の透き通るような白い肌の女の子と
目があった
外国人は胸が大きいものと思い続けていたが
その子のものは千春より少し小さいというか
日本人の中でも小ぶりな部類に入るバストサイズだった
その子が番を終え布を受け取ると
自然と千春と目があい
千春は笑ってごまかして会釈した
この列の中の同級生と
これから競い合って
もうすぐ誰が一番か決まるのだ
千春の他の同級生も緊張の面持ちで細長い紙に自分の名前を書いて
引換に
少し古びた黒くて長い布を受け取っていた
千春も自分の番が来て
やるからには勝ちたいな〜
と考えながらマジックで紙に名前を書き、先輩に渡して
長い布を受け取った
長い布には
半分ぐらいの長さがあるマジックテープが縫い付けられており
これでどんな激しい取り組みにも耐えられそうにできていた
今日の1年生トーナメントの組み合わせは
少し特別な形にできていた
トーナメント表が3重になっていた
よこに二つ書かれたトーナメント表のを見ると
○○の敗者-○▽の敗者
とかかれ
横のトーナメント表にも同様のことが書かれていた
つまり1回戦で負けても
2回は戦えるチャンスがあるのだ
これは先輩や顧問の先生が
体験入部の部員の実力や特徴を見れるようにというシステムだった
つまり千春は一番取組数が少ない1戦目に勝って2戦目に負けたとしても最低2人と戦うことになるのだ
今日は3年生の先輩たちは
普段部活以外で学校にいる時のような制服姿で
見守っている
裸で1年生部員たちの世話を焼いているのは
2年生の先輩たち8人だ
メガネをかけた先輩による事前の説明が始まった
昨日はかけてなかったが
今日は自分たちはれんしゅうしないということで
メガネ姿に裸の先輩が備え付けの白板を前に話し始めた
だが説明は
簡単なあいさつと
ルールと大会説明
そして
長い布の着用方法の実演だけだった
そして
「この部では
創造の意思をはぐくむことを大切にしているので
技術や細かいことは教えません
だから、実戦の中で考えながら勝ち方を覚えていってください」
とのことだった
名前は知らないけど
細くて小さいメガネのあの人なら勝てるかなと思った
くじを引き終えた1年生たちは
3面用意された
マットに紐で円を敷いた土俵を
くじ引き通りに東西に分かれて座った
千春は西の5番のくじを引き
西に座った
東側に目をやり
誰が出てくるのかを
気になりながらも
ほかの同級生の取り組みを見守った
上昇志向が強い女子の集まりと言える
この部を志す1年生だけあって
目にした数番はどれも
激しい組付き合いばかりだった
そして千春の番が来た
<西がた緒方千春さん 東方 山田マーサさん>
呼び出しの先輩に読み上げられ
土俵の円の中に入ってみると
向こうに立っていたのはさっきの白人の女の子だった
女の子は
顔は笑顔を浮かべつつも負けん気の強さを目から讃えながら
寸分先に入って千春を待ち構えていた
千春は緊張の面持ちで土俵に入り
マーサとまなざしを交錯させ
土俵正面で出先輩に促され
例をして土俵中央に入った
そうして土俵中央で
もろ手をつきマーサとにらみ合った
『はっけよい のこった』
審判役の先輩の合図とともに
マーサがものすごい勢いで組みついてきた
千春もなんとか組み止めたものの
勢いに押され
千春は土俵中央に仰向けに寝かされかたちで
勝負がついた
マーサは金色の長い髪をなびかせながらしたり顔で勝ち名乗りを受け
千春はあまりにも不様な負けに
赤面しながら体を起こし
次の取り組みにむけ体を起こし
隣の土俵に移っていった
多くキャリアウーマンが所属した部活動と聞いて
千春もまた修道部の体験入部に行ってみた
最初 部の名称から 茶道とかお稽古事や作法の練習でもやるのかと思っていた千春だったが、その予想は大きくくつがえされた
先輩たちが部室に入ってきて
着替えたら
生まれたままの裸の姿で出てきて
思い思いに準備運動を始め
そして武道場の至る所で
取っ組み合いをはじめていったり
真っ裸で綱上りやバーベルなど筋トレに精を出す先輩もいる
そんな衝撃の中終えた体験入部初日だったが
千春はなにか不思議な好奇心のような気持ちに従い、二日目も参加してみることにした
二日目は前日60人ほどいた1年生が、衝撃的な活動風景にどうようしてか20人ほどにまで減っていた
二日目は千春たち体験入部の1年生もはだかになることを求められた
1年生たちはまだ自分のかごがないので用意された段ボールばこに衣服を入れ
恥じらいながらも生まれたままの姿になった
このあと1年生みんなで体操をした
最初は恥ずかしがってた千春たちも
慣れてきて徐々にはだかの解放感を感じ始めていた
そして案内担当の先輩が
大きな箱と紙を持ってきた
「これから1年生の大会種目 お相撲を体験してもらいます
今から一列に並んで渡す紙に名前を書いてください」
千春は
全員なにも身に着けずに裸という特殊な光景に
高揚感と違和感を覚えつつも
なんだか不思議な高揚感を感じながら同級生の列に並んだ
千春は自信を持ってた胸の大きさを見比べたり
いろんな体系のこがいるなと感じながら
あたりを見回しながら列に並んだ
見回してると
白人特有の透き通るような白い肌の女の子と
目があった
外国人は胸が大きいものと思い続けていたが
その子のものは千春より少し小さいというか
日本人の中でも小ぶりな部類に入るバストサイズだった
その子が番を終え布を受け取ると
自然と千春と目があい
千春は笑ってごまかして会釈した
この列の中の同級生と
これから競い合って
もうすぐ誰が一番か決まるのだ
千春の他の同級生も緊張の面持ちで細長い紙に自分の名前を書いて
引換に
少し古びた黒くて長い布を受け取っていた
千春も自分の番が来て
やるからには勝ちたいな〜
と考えながらマジックで紙に名前を書き、先輩に渡して
長い布を受け取った
長い布には
半分ぐらいの長さがあるマジックテープが縫い付けられており
これでどんな激しい取り組みにも耐えられそうにできていた
今日の1年生トーナメントの組み合わせは
少し特別な形にできていた
トーナメント表が3重になっていた
よこに二つ書かれたトーナメント表のを見ると
○○の敗者-○▽の敗者
とかかれ
横のトーナメント表にも同様のことが書かれていた
つまり1回戦で負けても
2回は戦えるチャンスがあるのだ
これは先輩や顧問の先生が
体験入部の部員の実力や特徴を見れるようにというシステムだった
つまり千春は一番取組数が少ない1戦目に勝って2戦目に負けたとしても最低2人と戦うことになるのだ
今日は3年生の先輩たちは
普段部活以外で学校にいる時のような制服姿で
見守っている
裸で1年生部員たちの世話を焼いているのは
2年生の先輩たち8人だ
メガネをかけた先輩による事前の説明が始まった
昨日はかけてなかったが
今日は自分たちはれんしゅうしないということで
メガネ姿に裸の先輩が備え付けの白板を前に話し始めた
だが説明は
簡単なあいさつと
ルールと大会説明
そして
長い布の着用方法の実演だけだった
そして
「この部では
創造の意思をはぐくむことを大切にしているので
技術や細かいことは教えません
だから、実戦の中で考えながら勝ち方を覚えていってください」
とのことだった
名前は知らないけど
細くて小さいメガネのあの人なら勝てるかなと思った
くじを引き終えた1年生たちは
3面用意された
マットに紐で円を敷いた土俵を
くじ引き通りに東西に分かれて座った
千春は西の5番のくじを引き
西に座った
東側に目をやり
誰が出てくるのかを
気になりながらも
ほかの同級生の取り組みを見守った
上昇志向が強い女子の集まりと言える
この部を志す1年生だけあって
目にした数番はどれも
激しい組付き合いばかりだった
そして千春の番が来た
<西がた緒方千春さん 東方 山田マーサさん>
呼び出しの先輩に読み上げられ
土俵の円の中に入ってみると
向こうに立っていたのはさっきの白人の女の子だった
女の子は
顔は笑顔を浮かべつつも負けん気の強さを目から讃えながら
寸分先に入って千春を待ち構えていた
千春は緊張の面持ちで土俵に入り
マーサとまなざしを交錯させ
土俵正面で出先輩に促され
例をして土俵中央に入った
そうして土俵中央で
もろ手をつきマーサとにらみ合った
『はっけよい のこった』
審判役の先輩の合図とともに
マーサがものすごい勢いで組みついてきた
千春もなんとか組み止めたものの
勢いに押され
千春は土俵中央に仰向けに寝かされかたちで
勝負がついた
マーサは金色の長い髪をなびかせながらしたり顔で勝ち名乗りを受け
千春はあまりにも不様な負けに
赤面しながら体を起こし
次の取り組みにむけ体を起こし
隣の土俵に移っていった
0 件のコメント:
コメントを投稿