2019年12月28日土曜日

育児セミナー

     『ロールプレイングを通して育児を考える』
 とあるホテルの会議室で開かれた、有名コメンテーターが開講する人気のセミナー
ホワイトボードの真ん中には大きくこう書かれていた。
部屋の中心を加工用に置かれた机には、やっとの思いで抽選に当選した
それぞれに子育てに不安をもつ4組の夫婦が席について その始まりを待ち詫びていた。

そして 一人の熟年の女性がホワイトボードの前に立ち、話しはじめた。
「本日は 当セミナーにお集まりいただきましてありがとうございます。
当セミナーでは奥様が主体になってお相撲に取り組んでいただき、ご主人は主にそのサポートを行っていただくという
普段とは異なる役回りを体験することを通して、育児や家族についてお考えいただく時間を持っていただくということを
一つの主眼として執り行っております。
奥様にはお子さんの気持ちになっていただくためにお相撲に取り組んでいただきます。
そのため本講習は各回の受講者をスポーツ経験や体重等を考慮して分けさせていただいておりますので安心して臨まれてください。
旦那様は本日、着用するふんどしへのお着替えから食事の準備等 奥様へのサポートをお願いします。
今日は4組のご夫婦ということで 各ご夫婦総当たりという形でやっていきますが
体力的な負荷を強めにということで各組5番勝負で考えております。
また保育園 小学校 中学校 高校 大学 就職 とさまざまなお子様の成長段階を摸するということで 各対戦でなんらかのルール変更を
行いながら行っていきたいと考えておりますので、旦那様はそれぞれのルールに応じて的確なサポートを行っていただけますよう
よろしくお願いいたします。
奥様は裸ですので その奥様に 毛布やタオル お水に食べ物と 臨機応変にサポートしてあげてくださいね」
話し終えた女性は、 テレビ等でコメンテーターとしても活躍する神野育代さんだ
かつて女子相撲の日本の第一人者として世界大会で幾度も優勝しながら、相撲の普及にも尽力し
現在は教諭経験と競技生活の経験を活かして このセミナーを定期的に都内の某ホテルにて開催している。
ここで 夫たちと妻たちを別室に分けて
妻たちは別室へ
夫たちにはアシスタントの女性が今日つかう衣装やタオルや毛布が入った紙袋をくばってから ふんどしのつけ方などの説明を行い
妻たちは神野氏と土俵の2つある部屋へ向かい
それぞれに自己紹介と一回戦目のルール説明が行われた
「お相撲をやっていただくといっても 勝つのを目指していただかないとこのセミナーの意味は薄れてしまいますので
勝つごとにカードをお配りします このカードと交換で ドリンク 軽食 シャワー利用券と
交換できる形で進めていきたいと思います。
それでは詳細説明に先立って服をお脱ぎになり上半身裸になってから自己紹介をよろしくお願いします。では そこの奥様。」

そして指名されて、宮田ともこは恥じらいながら服を脱いだ
はだけ出た血管の浮き出た若い乳房と皮膚の色つやが若い母親の美しさを湛えていた。
「埼玉県から着ました、宮田ともこ26歳です 1歳の息子がいます よろしくお願いします。」
そこに送られる強いまなざしをともこは感じていた
そして次を促されるとその女性から手が上がった
浅黒く力強く張りのある体におおきなおっぱいを見せつけるかのように立ち上がり
「広島県から来た西山ともえです。27歳です。 1歳の息子がいます。 人生は競争だと思ってます。今日のお相撲も負けたくないです。
よろしくお願いします。」

それから
「山北よしえです。35歳です八王子から来ました。9歳の娘と6歳の息子がいます。 今日は若い人たちに負けないように頑張りたいと思いますので
よろしくお願いします。」

「川野よりこです 新潟から来ました。29歳です。 結婚したてで子供はまだいませんが
今日はいろいろ教えてください よろしくお願いします。」

と全員が自己紹介をし終えると
「それでは一回戦目は お配りしたブルマを履いてもらっての取り組みで
宮田さんと西山さん 山北さんと川野さんの組み合わせでいきたいと思いますので よろしくお願いします。」
一回戦目の内容が発表され
部屋に来た夫たちにそれを伝え
夫たちに手伝われながら妻たちは服を脱ぎ
ブルマを思い思いに履いて
指定された土俵に向っていった。

2019年8月1日木曜日

おねえさん、相撲取りませんか!

SNSでギャラ5万円 勝利ボーナス10万円以上の条件で募った女性達を相撲で対決させるインターネットテレビの番組
近頃、検索ワードランキング上位に入るなど評判を呼んでいる
女子大生から熟年人妻、OL、ワーキングプアの女性まであらゆる年代、背景の参加者女性同士が
裸にまわし1枚という姿で相撲をとるという番組ではあるが
同番組内で収められるている
ディレクターインタビュー等で
それぞれの女性たちの人生模様
応募に至るまでの経緯を浮かび上がらせており
等身大の女性たちのドキュメンタリーとしても高い評価を得ている

2019年5月27日月曜日

とある女子校の部活動

武道場一面で 40人ほどの女生徒たちが各々の対戦相手向き合いと組敷きあっている。

カーテル女学園裸闘部の大会前の部内メンバー選考の日の様子だ

彼女たちは生まれたままの姿で
陰部も乳房も露な姿で組み敷きあい
背中に貼ったガムテープを奪い合っている。
生徒たちは自らの名前を記したガムテープを背中に貼り
それぞれの対戦相手と正面から組合い
転がり回ってねじ伏せ合い
そして
負けを認めた生徒の背中からガムテープを剥ぎ取り
これを メンバー5人が決まるまでひたすら繰り返す

この裸闘部の門を叩くのは将来
総合格闘技を志すもの
自分を変えたいと願うもの
など
理由は様々だが
日々 目の前の相手を倒そうとすることを通して己を磨き続ける